蕎麦の語源についてご説明

2013年02月02日

蕎麦(そば)と言う漢字は 中国の梁(502~557)の時代に刊行された書籍に 「蕎麦」という文字の記載があるそうです。 蕎麦の実は熟すると果皮が黒褐色に変わるため烏麦、 雪かと見まちがうほど白い花を強調して花蕎・花麦。 また、普通種の蕎麦にはにおいと味が甘いので ダッタン種の苦蕎麦と区別した。 蕎麦は茎が弱く強風が吹くと倒伏しやすい。 蕎は麦とみなされ蕎麦となったが実はタデ科ソバ属に属する一年草本である。蕎麦をソバムギと訓読したのは実の形がかどばっているためで、 角麦(かくばく)、稜麦(りょうばく)の仮字をあてたりした。 また、ソバはムギについで美味であることから、 蕎麦と名付けられたとも言われる。ソバムギが下略されて ソバと呼ばれるようになったのは、日本では室町時代からとの事。