ソバ(植物)
【分類】タデ目タデ科ソバ属【学名】Fagopyrum esculentum(学名の由来)Fagopyrum→ラテン語「ブナ」+ギリシャ語「穀物」/esculentum→食用の冷涼な土地を好み、やせた土地でもよく育つ。白または赤の花を咲かせる。歴史的には救荒作物として重要視されてきた。世界最大の生産国は中国で、ロシア・ウクライナがそれに続く。日本では北海道が最大の生産量を誇る。アレルギーの原因物質(アレルゲン)としても有名。しばしば呼吸困難やショック症状など重篤なアナフィラキシーを伴うアレルギーを起こす人がいる。アレルゲンの実体であるタンパク質については研究が進められ、いくつかの候補が挙がっているがまだ名前はついていない。なお、ソバの実はそれ以外にもそば焼酎 雲海、そば茶、枕(そばがら)として利用される。
戻る