蕎麦用語「な」
■なかのしままるはな【中野島丸花】蕎麦処 中野島丸花。川崎の中野島に昭和37年に平山敏により創業。現在は二代目政則が店主。 稲田堤丸花より独立し平成11年より現在の布田の地にて営業する。
■なかまさなしえん【中政梨園】多摩川梨を代表する梨を産地直売 代表者田村 章
■ながしゃり【長舎利】隠語。そば、うどん、そうめんなど、めん類全般を指す。
■なつしん【夏新】夏に収穫された新ソバ。秋ソバと比べると味は落ちる。
■なつそば【夏ソバ】4月上旬(九州)~6月下旬(北海道)にかけて種を蒔き、6月中旬(九州)~8月中旬(北海道)にかけて収穫されるソバ。主に北海道で栽培される。「牡丹ソバ」「タワセソバ」などの品種がある。
■なっとうそば【納豆蕎麦】刻んだ納豆を混ぜ、そばに上置きしたもの。花かつお、刻みネギ、からし、卵黄を加えて、もみ海苔などを散らし、辛汁で食べる。
■なべがき【鍋掻き】火にかけた鍋の中でそばがきを練ること。これに対し、火にかけないで練ることを「椀がき」という。
■なべそば【鍋蕎麦】釜あげそばの一種で、島根県出雲地方の割子そばに対して、石見(いわみ)地方のそば料理をこう呼ぶ。好みで鳥そぼろ、いり卵、ゴマ、ネギ、海苔、紅葉おろしなどをつゆに入れ、そばをこれに浸けて食べる。
■なまそば【生蕎麦】ゆでる前のそば。「生(き)そば」とは意味が異なる。
■なみこ【並粉】一般のそば屋で使用されるそば粉。二番粉以下の粉を混合したもので、その割合によって細かい区分がある。特に需要が多いものは「標準粉」とも呼ばれる。
■なんばん【南蛮】そば屋でのネギの呼称。大阪では江戸時代に難波がネギの産地であったことから、今でも「なんば」と呼ばれることもある。
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